無駄吠えのしつけ

無駄吠えには必ず犬の理由があります。
犬の気持ちになって無駄吠えの原因としつけ方法を探りましょう。

無駄吠えは犬の自己主張

犬の無駄吠えには理由があります。
代表的な理由は外部の敵に対して威嚇する時や、
群れのリーダーに危険を知らせる時にです。

もうひとつ飼い主に認識して欲しい理由があります。
犬が人間に何かをして欲しい時です。

無駄吠えをしなかった犬が吠え始めた例

私の隣の家では、庭で雑種のワンちゃんを飼ってます。
家の前の道路は私道なのでとても静か。
宅配便のトラックが来る時以外は、
おとなしく庭で番犬の勤めをしています。

ある日突然、幸せなワンちゃんの様子が
変わる出来事が起きました。
飼い主のご家族が入院してしまったのです。

毎日家族の方が交代で病院へ通い始めてから
ワンちゃんの散歩の時間が減り、
一匹で留守番をする時間が長くなりました。

そんな生活が何日か続いたある日、
ワンちゃんが無駄吠えを始めました。

庭に誰もいない時、ウォーンウォーンと30分以上吠え続けます。
日によっては1時間以上続くことも。
無駄吠えより遠吠えに近い感じの鳴き声です。

飼い主と遊べる時間が減ったのを悲しむような鳴き声で、
聞いてる方も胸が痛みます。

幸い、入院した方が2週間くらいで退院されたので、
ワンちゃんの生活リズムが元通りになりました。
以前のように思う存分散歩をして、
飼い主さんと遊べるようになってからは
無駄吠えがぴたりと止みました。

こっちを見て!と吠えて自己主張するケース

犬は散歩へ行きたい時以外にも吠えることがあります。
例えばお腹が空いた時、遊んで欲しい時、トイレをしたい時など。
人間に世話をして欲しいタイミングで吠えるのです。

このタイプの無駄吠えが始まると、
犬を安心させるために体をなでたり、
おやつをあげてしまう人がいます。
しかしこれは逆効果です。

犬は「吠えると言うことを聞いてくれる」と勘違いします。
そうなると些細なことでも人間を呼ぶ癖が付いて、
無駄吠えの回数が増える一方です。

無駄吠えをやめさせたい一心であげるおやつは、
無駄吠えをやめられない理由になってしまうのです。